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三年目の赤備え

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この場所に店を移転しようと決心した2017年、何処をどの様に手直しするのかが課題となりました。特に店の入口はどの場所にするのか?外観に手を加えるのか?などなど問題も山積み。そもそもトラクターが出入りしていたトタン製の扉が5枚というマッサラな状況からの変更なので悩みに悩んだ場所でした。

西山ろうそく店

2017年、初めて見に来た時の様子

この扉は出来れば使いたい!納屋の雰囲気を残しつつ、お色直し程度にした方が良いのかと考え、枠は黒色に塗り直し、色あせたトタンは臙脂に近い色で塗り直しだなと決定!後は翌年の引っ越し後に実行するだけとなりました!

ところが翌年の引っ越し本番でイレギュラーが勃発し、搬入の遅延や内部の店作りが後手に回ってしまった結果、枠の黒塗りだけは済んだもののオープン予定日までに間に合わず、トタン部分は放置となり・・・そのまんま開店!?

西山ろうそく店

トタン放置でオープン

西山ろうそく店

あれから3年・・・

西山ろうそく店 西山ろうそく店

ジャパンブルーの暖簾もすっかり色褪せ、トタンのサビも激しくなって何だか痛々しいのです。可愛そうじゃなぁ~~。。。

よっしゃ!やったるで~~~赤備えじゃ~~~(店主こころの叫び)

西山ろうそく店

ペンキおじさん降臨!

塗って塗って塗りまくりぃ~~~

西山ろうそく店

ウヒョ~何だか神社みたいになってしもうた?賽銭箱置く???

西山ろうそく店

塗りたてなのでチョッと激しさも感じますが、、、

西山ろうそく店

先日作った看板もドーンと貼り付けて、3年越しの作業が完了致しました。。。見慣れないせいか、何だかクセが強い。。。

<一口メモ>

ちなみに「赤備え(あかぞなえ)」ってのは、元々は戦国時代の武田信玄率いる飯部虎昌さんの軍団全員が赤い甲冑で戦った事から始まって、その後、武田軍の山縣昌景が引き継ぎ、大坂の陣では真田信繁(幸村)が赤備え軍団になり、更にその後、徳川家の井伊直政率いる軍団が赤備えになって幕末まで続いたという物語があります。武田家や真田家が好きすぎる店主にとってはタマラナイ色なんですねぇ~

 

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